秋の近畿高校野球 日高中津は大阪桐蔭と

 来春のセンバツ出場校を選ぶ際の重要な参考資料となる秋季近畿地区高校野球大会(18日~、京都市・わかさスタジアム京都)の組み合わせ抽選会が14日に開かれた。和歌山3位代表の日高中津は、18年ぶりのセンバツ切符をかけて今夏の甲子園優勝校で春夏合わせて5回の日本一を誇る大阪桐蔭(大阪1位)に挑むことが決まった。試合は25日午前11時半プレーボール予定。
 大阪桐蔭は、大東市中垣内にある私学。硬式野球部は5回の日本一をはじめ、今中慎二(元中日)、岩田稔(阪神)、中村剛也(西武)、西岡剛(阪神)、平田良介(中日)、中田翔(日ハム)、浅村栄斗(西武)、藤浪晋太郎(阪神)、森友哉(西武)ら多数のプロ野球選手も輩出している。今夏の甲子園では強力打線で優勝を果たし、新チームも大阪府予選の準決勝で大産大付を7回コールド、10―2で下し、決勝ではPL学園に11―4で快勝するなど強打が健在だ。
 日高中津には14日夕方、練習中のグラウンドに抽選結果の知らせが届いた。垣内邦夫監督は「夏の全国優勝チーム。とにかく打つだけでなく、走攻守すべてしっかりしていて、まさに高校野球のトップランナー」と対戦相手の印象を話し、大一番へ向けては「(県2次予選1回戦で破った)智弁和歌山も威圧感があるチーム。智弁和歌山に向かっていった強い気持ちでプレーできるかが鍵になる。これから相手の研究もして、試合では点の取り合いにもっていければと思う」。エースの栗栖悠太選手(2年)は「自分たちの野球をするだけ。しっかりと低めをついて、いままでやってきたことを出し切ります」と力を込め、主砲の岡﨑豊選手(同)は「この夏日本一のチームとやれるのはうれしい。相手の打線に負けず、打ち勝ちたい」と闘志をのぞかせた。
 近畿大会には2府4県の代表16校が参加し、トーナメントで熱戦を展開する。13年ぶり3回目、県3位校での出場となる日高中津は1勝してベスト8入りがセンバツへの最低条件となる見通し。全国有数の強豪校を退ければ一気に評価が高まるのは間違いなく、戦いぶりに注目が集まる。

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