県が67人の結婚サポーター認定
- 2014/10/12
- 社会
未婚化、晩婚化の流れを変え、少子化を食い止めることを目的に県が取り組んでいる婚活支援事業の一環で、新しく縁結びを地域で応援する「わかやま結婚サポーター」67人が認定された。結婚紹介を営利目的としないことなどを条件に、法律やお見合いのルールなど専門家による研修を修了したボランティア集団。日高地方でも男女16人が認定を受け、県のホームページで紹介されている。
県は昨年度から、県内に住む独身男女を対象に会員制の婚活支援事業をスタートさせ、県立自然博物館など県有施設を会場としたパーティーを開くなど、行政が主体となって出会いの場を提供するイベントが人気を呼んでいる。本年度はこれをさらに拡充し、地域の結婚相談を得意とする人をボランティアとして募集。県全体で78人の応募があり、8月に総合婚活サービス企業代表らによる養成研修会を開き、30代から70代まで67人(男性23人、女性44人)がわかやま結婚サポーターとして認定された。
主な活動内容は、▽独身男女の結婚に関する助言▽独身男女の出会いの機会の仲介▽県が実施するわかやま結婚支援事業への協力――など。県のホームページ(わかやま出会いの広場)で事業に関する説明、イベント情報などとともに、結婚サポーターのプロフィルも掲載されており、「地域活性化のために少しでもお役に立てれば」「子どもの笑い声の響くふるさとを取り戻すため、若い人たちを応援します」などと自己PRしている。
日高地方のサポーターは次の皆さん。
御坊市=關(せき)かがり、出口明司▽美浜町=吉田つぐみ、田端眞由美▽由良町=後藤明子▽印南町=坂口久美子、小田美津子、星合恭子▽みなべ町=矢田巳佐子、中家かをる、芦硲真弓、山本美智子、細川教代、舛井多喜郎、糸川昭三、川口輝樹