おじいちゃんって大変や・・・
- 2014/10/11
- フォトニュース
美浜町の松原小学校(前田嘉信校長)で9日、身体障害者や高齢者の社会福祉に理解を深める特別学習があり、手話や高齢者体験、車いす体験など各学年ごとに実地の授業が行われた。
教室や体育館、学校近くの松原地区館を会場に、授業参観を兼ねて保護者も参加。1・2年生は手話、3年生は高齢者の擬似体験、4年生は点字、5年生はガイドヘルプ(移動介護)、6年生は車いすを体験した。
高齢者の擬似体験は町社会福祉協議会の籔内克彦事務局長が講師となり、子どもたちは白内障のように視野が狭くなるゴーグル、耳が聞こえにくくなるヘッドホン、体が前かがみになるベルト、足には左右で重さが違う重りをつけ、友達の介護を受けて階段を上り下り。林勇志君(9)は「年をとっておじいちゃんになると、ちょっとした動きも大変なんだと分かりました」と話していた。
6年生の車いす体験は日高川町の障害者ピアサポートセンターの上道廣己代表らが講師を務め、車いすでの安全な段差越え、乗る人に不安を与えない介助方法などを指導した。