大会の出場枠2200人に対し約6000人が応募する人気の大会で、今大会では100㌔男子の部に1533人が出場した。田中さんは3回目の応募で初めて当選、出場となった。
レースは、序盤快調なペース。後半の残り20㌔からスピードダウンしたが、総合で6位に入賞。男子29歳以下の年代別では2位だった。田中さんは「特に後半の10㌔がつらかった。足がつったようになり、少し走っては止まって屈伸を繰り返すこともあった。しかし、目標タイムの7時間30分台を出すことができてうれしい。これまでの自己ベストを1時間程度短縮できた」と話している。
田中さんは上南部中学校で陸上を始め、大学時代は陸上サークルで楽しむ程度だったが、卒業後から本格的に取り組んでいる。毎日夕方には12~15㌔をランニング。数年前には沖縄県宮古島マラソン100㌔の部で優勝するなど好成績を残している。