国体柔道少年女子 紀央館の3選手出場へ

 第69回国体「長崎がんばらんば国体」柔道競技少年女子の部(10月19日、諫早市・小野体育館)に、紀央館高3選手がメンバーの和歌山代表が出場する。高校生対象、3人制の同部門の和歌山代表は先鋒・阪部りり子さん(2年)、中堅・岡本希望さん(3年)、大将・松田なみきさん(2年)で近畿ブロック大会に挑み、3位に入って県勢10年ぶり2回目の本選出場を決めた。3選手は「まずは初戦突破」と本番へ闘志を燃やしている。
 少年女子の部の和歌山代表は、6月の県高校総体や選考会の成績を基に、先鋒52㌔以下、中堅70㌔以下、大将無差別の選手を対象に計3人を選出。8月17日に滋賀県立体育館で開かれた国体近畿ブロック大会に出場した。
 近畿ブロック大会少年女子の部は6府県代表がリーグ戦で熱戦を展開。上位3チームの本選出場権が争われた。和歌山代表は京都に2―0、滋賀に3―0で勝ち、兵庫に1―1の引き分け。優勝した大阪に1―2、準優勝の奈良に0―1で敗れたが、2勝2敗1引き分けで3位に入った。巧みな試合運びが光る阪部さんは2勝1敗2引き分け。大学生にも引けをとらないパワーを持つ岡本さんは2勝2敗1引き分け、受けの強さが持ち味の松田さんは3勝1敗1引き分けの成績を残し、それぞれチームの本選出場へ貢献した。
 国体には18チームが参加し、トーナメントで激突。和歌山代表は初戦で千葉代表と顔を合わせる。初出場時は群馬代表に初戦敗退を喫しており、今回は紀央館3選手そろって「まずは初戦突破が目標」と燃えている。
 今月10日までに、柔道着を着た「きいちゃん」(2015紀の国わかやま国体マスコットキャラクター)が左胸にデザインされた国体本番用の柔道着が届けられ、3人とも「県代表の実感がわいてきました」と決意新た。阪部さんは「先鋒として流れをつくれるように頑張ります」、岡本さんは「唯一の3年生なのでチームを引っ張っていきたい」、松田さんは「自分より大きな相手と対戦することになると思いますが、チャンスを逃さずポイントを奪いたい」とそれぞれ力強く活躍を誓っている。
 和歌山代表の監督は、紀央館女子柔道部の松村遥香監督が務める。松村監督は「近畿ブロック大会は5試合戦いましたが、3人ともスタミナ切れしないで最後まで力を出し切ることができ、よかったと思います」と振り返ったうえで、「国体ではまず初戦突破。これから、けがをせず個々の課題を一つでもクリアできるように稽古を積んでいければ」と話している。

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