保育サポーターに期待

 小さな子どもを持つ母親らの中には、買い物などの際、困ることも多いだろう。泣き出したり、駄々をこねたり、大きな声を出したりと。大きなショッピングモールなどには子どもが遊べるスペースがある。それでも子どもを1人で遊ばせるわけにはいかないが、中には遊びスペースを提供するだけなく保育士のように世話をしてくれる人が常駐している場所もある。親の連絡先を残しておけば、しばらくの間、トイレにつれていくなどの面倒を見てくれ、子どもは楽しめ、親も買い物を存分にできるというサービスだ。
 そんな中、日高地方でも母親らの要望に応じて有償で一時的に子どもを預かる「保育サポーター」が誕生した。御坊市男女共同参画推進団体ウイズ・ア・スマイル(松山悦子代表)が主体となって講座を開き、20代から60代の主婦ら14人がサポーターとなった。一般的に用事がある場合は、子どもを自身の親に預けることが多いと思うが、親が近くにいないなどで預けることができず、知人に頼むのも気が引けるという人もいるだろう。そんなときに活躍するのが保育サポーター。1時間数百円の有償だが、講座を通じて子どもの安全や食生活についての知識を身につけているほか、何より大きな違いは女性労働協会による傷害保険と賠償保険に加入していること。子どもの万が一の際にはきちんとした保障があり、安心して預けることができる。
 自分の子どもとはいえ、一日中一緒にいれば何かとストレスも多いことだろう。そんな時に数時間でも預かってもらえば買い物や映画、講演会などに行く時間ができ、リフレッシュできるのでは。そんな母親の強い味方となる保育サポーター。効果を期待したい。    (城)

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