ビュレットっていうんだ
- 2014/9/5
- フォトニュース
日高高校附属中学校(上田優人校長)の1年生80人は2日、スーパーサイエンスハイスクール事業の一環で和歌山大学の教授から化学の授業を受けた。
教育学部理科教育の木村憲喜教授。テーマは塩酸に水酸化ナトリウム水溶液を加えていき、中和反応の様子を調べる中和滴定。ビーカーに塩酸と溶液の変化を色で見ることができる指示薬を入れ、水酸化ナトリウムを少しずつ加えていく。実験では様々な専用器具を使い、水酸化ナトリウムを加えるためには液体を少しずつ滴下する「ビュレット」が登場。大きな試験管のような形で下部のコックを回すことで少しずつ液を落とすことができる器具。木村教授らが丁寧に使い方を説明し、生徒たちは少し緊張しながらも慎重に取り組み、新たな器具の使い方を学んだようだった。