〝絆の星〟を心にさらに飛躍

 日高川町のダンスグループ、あすなろ倶楽部絆の星の初公演「絆の星~鼓動響く清流の地より~」。先月23日に日高川交流センターで催されたが、舞台に見入ってしまった。同町の交流都市、大阪狭山市の表現倶楽部うどぃとの交流舞台で、両市町の子どもたち総勢約100人が出演。美しい歌声と生バンドの演奏は心に強く響き涙をも誘い、特に随所で披露されるダンスパフォーマンスは圧巻で、目がくぎ付けになった。中津中学校生徒によるあやめ踊り、美山太鼓の演奏などコラボも見事だった。
 あすなろ倶楽部は、おととし夏に交流センターで開催された日高川町内の子どもたちとうどぃによる交流舞台をきっかけに結成。2年間の活動を経て初めての公演が実現した。今回、初公演に挑むあすなろ倶楽部を本番2カ月前に取材したときには、出演者もサポートする関係者も相当なプレッシャーを感じているように見えたが、それを見事にはね返したどころか、逆に力に変えて素晴らしい舞台を実現した。
 あすなろ倶楽部を見ていると、小さい児童から高校生までみんな仲良し。和気あいあいと練習に励み、高校生らはリーダーシップを発揮してあすなろをけん引している。台風12号豪雨から3年が過ぎたが、舞台では3人の少女を中心に、台風で氾濫した日高川とともに生きる故郷を思う気持ち、そんな故郷を愛してやまない人々の絆を描いたが、この公演を通して、あすなろのメンバー自身はもちろん、交流したうどぃ、コラボしたメンバーとも絆を強めたようだ。メンバーとの友情、故郷を思う気持ち、将来の夢などそれぞれの心に宿る〝絆の星〟を大切に、あすなろ倶楽部とメンバーの一層の飛躍を願っている。      (昌)

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