50周年の南方熊楠記念館建て替えへ

 昭和40年の開館から来年で50年の節目を迎える世界的博物学者、南方熊楠の記念館(白浜町番所山)をリニューアルするため、県が一般からの寄付を呼びかけている。
 植物学、菌類の研究者として大きな功績を残した熊楠は、柳田國男と並ぶ民俗学の創始者としても知られ、記念館では生前の多くの文献、資料、標本、遺品などを保存・展示している。平成27年は記念館開館50周年、28年は熊楠の没後75周年、29年は生誕150周年に当たり、県は古くなった記念館を建て替えるため、3000万円を目標に全国の熊楠ファンからの寄付を受け付けている。
 新しい記念館の名誉館長にはSF作家荒俣宏氏が就任。新館建設は本年度で基本設計と実施設計、27年度で建築工事にかかり、28年度からのオープンを予定。番所山公園の中核施設として、現在の3倍にあたる年間6万人の入館者を目指す。
 寄付金の受け付けは平成28年3月末まで。新館整備の概要等は南方熊楠記念館ホームページで公開中。問い合わせは記念館℡0739㊷2872。

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