陸自和歌山駐屯地に企業の新人ら体験入隊

 美浜町の陸上自衛隊和歌山駐屯地(中村祐治司令)は企業などの新人を対象とした体験入隊を受け入れており、24日からは和歌山市の日鉄住金スチール㈱などから8人が入隊した。敬礼などの礼式やロープワーク、体育訓練の筋トレなどに汗を流し、夜は駐屯地グラウンドのテントで寝起き。突発的な指示や命令もあり、戸惑いながら懸命にメニューをこなしている。
 和歌山駐屯地は企業や自治体だけでなく、中高生の職業体験も受け入れており、今回は社会人としての規律やチームワークの大切さを学ぶ生活体験入隊として、日鉄住金スチールから2人、有田市から4人、有田周辺広域圏事務組合から2人の男性8人が入隊。24日から3日間、グラウンドに設営された2張りのテントで寝起きしながら訓練を受けている。
 初日は気をつけ、敬礼などの礼式から始まり、右向け右、前へ進めなどの基本教練を受け、腕立てやランニングの体育訓練も実施。25日は午前5時半に起床し、筋力トレーニングのあと、伊藤元隆二等陸曹の指導で施設部隊としての基礎作業のロープワークなどを学んだ。午後からは重さ約10㌔のリュックを背負い、駐屯地から歩いて日高町志賀の小坂峠に向かい、西山を登って美浜町本ノ脇側へ下りる持久訓練も実施。8人は汗びっしょりになって歩き通した。
 この春高校を卒業したばかりの日鉄住金スチールの東谷聖夜さん(18)は25日、「高校ではソフトテニスをやってて、体力には自信はありますけど、突発的な指示が多くてびっくりしています。けさも午前6時の起床予定だったのが、5時半にたたき起こされました。想定外の事態に対応する訓練ですが、なかなか大変です」と話していた。

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