則判定のマニュアル化へ

  4年といえばかなり長いように感じるが、スター選手たちのワールドクラスのプレーを見ていると、もう4年たったのかと月日の流れの早さを感じてしまう。サッカーの4年に1度のお祭り、ワールドカップが始まった。開幕戦ではブラジルがさすがの強さを見せ、予選リーグ屈指の好カードと思われた前回大会決勝戦と同じスペイン対オランダ戦はまさかの大差でオランダが圧倒した。本番での調子の善しあしもあるだろうが、速さ、強さ、テクニック、素人目にも世界レベルの凄さが見て取れた。これからまだドイツ、ポルトガルといった強豪国が登場すると思うとわくわくせずにはいられない。
 さて、われらの日本代表は初戦でコートジボワールに1―2の悔しい逆転負け。前半の本田圭佑選手の見事な先制ゴールはすがすがしかったが、後半途中からは日本らしいサッカーが見られず残念。もう一つ残念だったのは後半ロスタイム、時間稼ぎかのような相手選手の転倒。もちろん選手を責めるつもりはない、それもルール内なのだから。サッカーの試合では珍しい光景ではなく戦略の一つ、勝利への執念の表れでもあるが、正々堂々という面ではどうもなじめない。その間は時計を止めればいいのに。世界で最も競技人口の多い人気スポーツも、ルールに関してはあいまいな部分が多くもう少し厳格にすべきと感じる。
 ブラジルとクロアチアの開幕戦で日本人主審が下した判定に賛否が出たように、反則か、反則のように見せかけたのかを見抜くのは難しい。今大会からゴールを機械判定するようになったのも、ようやくという感じ。イミテーション行為のビデオ判定などマニュアル化が必要かも。(片)

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