由良の総合保育所 ゆらこども園が完成

 由良町統合保育所「ゆらこども園」の新築工事が、完成した。中央、白崎、衣奈の町内3保育所を統合。津波の心配がない海抜39.2㍍の畑地内、旧畑小学校敷地へ建築された。19日午前10時から現地で竣工式が行われ、畑中雅央町長らがテープカットなどで新施設の完成を祝う。4月のオープン後は新たに0歳児保育導入や延長保育実施、保育料引き下げなどのサービス向上も図られ、子育て環境が向上、充実する。
 新施設は延べ床面積約1800平方㍍、鉄骨造り2階建て。保育室は9部屋設け、すべてにエアコンを完備。2階には現在、中央保育所にある子育て支援センターを配置する。園庭は1650平方㍍の広さで一部は芝生化。滑り台などの遊具や水遊び用のプールも整備されている。内装には至るところに紀州材が使われ、駐車場は乗用車20台分以上を確保。子育て支援センターの部屋については大規模災害時の対策本部としての活用も検討されており、運営は将来的に民営に移行する。事業費は約6億8000万円。設計は和歌山市の㈱島村建築事務所(中村貞夫所長)、施工は同市の㈱淺川組(栗生泰廣取締役社長)。
 新施設オープン後は新たに延長保育(午後7時まで)、預かり保育を実施。0歳児、一時保育も導入される。保育時間は短時間保育が午前9時から午後2時まで(月~金曜日)、長時間保育が午前7時15分から午後7時までの範囲内(月~土曜日)。3歳児以上は通園バスを利用できる。原則、これまでの保育所であった春休みや盆休みはなくなる。保育料は町内で一般的な第4階層で月額1万2500円(3~5歳時)。現行より2300円安く、国の基準の半額以下とする。
 竣工式には県議、町議、県・工事関係者、保護者ら約50人が出席。テープカットなどのあと、餅まきも計画している。

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