県立医科大 次期理事長候補に岡村氏
- 2014/1/17
- 社会
県立医科大は15日、3月末で任期満了となる板倉徹理事長(67)に代わる新理事長候補として、現同大付属病院長の岡村吉隆氏(60)が選出されたと発表した。
同大総務課によると、新理事長の候補には現職の板倉氏と岡村氏の2人が学内の推薦を受け、今月14日の教員や職員、看護師らによる意向投票の結果、岡村氏の得票が上回った。これを受け、同日開かれた学内外10人による理事長選考会議で岡村氏が候補者と決まり、15日、任命権者の仁坂吉伸知事に申入書が提出された。任期は4月から4年間。
岡村氏は昭和53年、和歌山県立医科大を卒業し、関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)心臓血管外科医長、獨協医科大胸部外科助教授などを務め、平成13年に和歌山県立医科大外科学第一教授に就任。付属病院中央手術部長、学長補佐などを経て、22年4月から病院長を務めている。