御坊の日建産業が太陽光発電事業化へ

 鋼管の加工などを行う日建産業㈱(濵口健宏代表取締役社長)=本社大阪市=は、御坊市名田町上野の和歌山工場の屋根を活用した太陽光発電事業を行う。出力は450㌔㍗。工場に見学に来る中高生らに自然エネルギーへの理解を深めてもらおうと、地上にもパネルと発電量などがわかるモニターを設置する。来年3月からの稼働を目指している。
 同社は水道管や建設機械などに使用されている鋼管の製造・加工などを行っており、平成3年に上野地内に和歌山工場を建設。このほど広い面積を持つ工場に付加価値を付けようと、太陽光発電事業の実施を決めた。パネルを設置するのは4棟のうち、平成22年に完成した最も北側にある約4300平方㍍の工場。パネルの枚数は2044枚で、耐震性などを考慮して一般的なパネルの3分の1程度となる1枚5・6㌔の超軽量パネルを採用する。出力は450㌔㍗で、約140世帯分の電力を発電できる。
 また同社には、近くの名田中の生徒や和高専の学生が見学に来ることが多く、見学者にも太陽光発電について知ってもらおうと、工場の入り口付近に14枚のパネルを設置。見学者にパネルを見やすくするほか、よりわかりやすく説明できるよう発電量やCO2削減量が表示されるモニターも設置する。
 濵口社長は「工場の付加価値を高めるとともに、日当たりのいい高台に立地させていただいていることを生かし、環境への取り組みとして実施したい」と話している。
 施工業者は御坊市島の㈱古田鉄工所(古田謹章代表)となっている。

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