「まいど1号」の青木社長が日高高校で講演

 日高高校・付属中、同窓会、双成会の日高未来塾講演会が22日に同校で開かれ、生徒や保護者ら約1000人が来場。講師に平成21年に打ち上げられた人工衛星「まいど1号」開発の提唱者で知られる航空機部品製造・㈱アオキ(東大阪市)の青木豊彦社長(68)を迎えて「夢にはこうして立ち向かえ」をテーマに聴いた。
 青木社長は「歯ブラシからロケットまで」をキャッチフレーズに、ものづくりのまちとして東大阪に再び元気を取り戻そうと9年がかりで人工衛星の打ち上げに取り組んだ経緯を説明。「おっちゃんには金がなかったが、何万人もの人が助けてくれた。何かをやろうとすれば『絶対できる』と思うことが大事」と訴えた。竹島問題で日韓関係が悪化したときに韓国の学生に講演したことも紹介し、「現地の学生は両国の歴史を理解した上で融和しなければならないという考えを持っていた。さらに非常に勉強熱心。こんな学生たちが成長すれば経済的にもやがて韓国に負けるかもしれない」と警鐘。また、来年日高高校が創立100周年を迎えることにも触れ、「アジア各国から学生を呼んでフォーラムを開催するのは全国でも初の試みではないだろうか。おっちゃんも何か協力したい。君らはそんな日高高校に誇りを持たなければならない。社会人になって会社で働いても同じで、その会社に誇りを持とう。人工衛星に取り組んだのも誇りを持てる大阪のまちにするための手段の一つ」と語った。参加者たちは熱心に聞き入り、それぞれ自分の夢を見つめ直す機会となった。

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