県高校文化祭 紀央館、日高が最優秀賞

 平成25年度県高校総合文化祭自然科学部門兼第38回全国高校総合文化祭茨城大会派遣校選考大会が10日に近畿大学附属和歌山高校で開かれ、研究発表の部で紀央館高校自然科学部、ポスター発表の部で日高高校生物部が最優秀賞を受賞。ともに来年7月28日から茨城県で開かれる全国高校文化祭の出場を決めた。
 県高校総合文化祭にことしから自然科学部門ができ、全国の選考会も今回が初めて。研究発表とポスターの2部門で、研究には3校5チーム、ポスターには3校4チームが参加した。
 紀央館自然科学部の森圭右君、古谷晃司君、松本征也君(いずれも2年)は、「日高川河口干潟のハマボウについて」を発表。同部では平成22年度からハマボウを調査しており分布状況や塩分濃度に対する耐性、花の直径など、調べた結果をスクリーンで紹介。当日は森君が説明し、これまで集めてきた多くのデータを画像とともに紹介した。3人は「データの量には自信がありました。質疑応答で審査員から今後の研究について提案もあったので、全国ではさらに調査を進め、より充実した発表をしたい。またハマボウが御坊市の天然記念物に指定されていることを多くの地元の人にも知ってもらいたい」と話している。
 日高生物部の山西望未さん、坂口徳子さん、吉田和歌子さん、田中晃子さん(以上2年)、酒井光希君(1年)は「7年間の鳥類の経年変化から」をテーマに4枚のポスターで紹介。同部では数十年前から日高川河口や美浜町和田地内で鳥類の観察を行ってきており、今回は過去7年間のデータをまとめた。中でも日高川河口のカモ、和田地内のケリとオオヨシキリでは個体数の変化をグラフで紹介し、増減の様子や減少原因の推測なども記した。5人は「長年にわたって生物部で取り組んできた調査が評価されてとてもうれしいです。全国に向けては内容をより充実させるとともに、発表方法なども工夫して取り組みたい」と意気込んでいる。

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