台風18号 農林業被害9000万円超
- 2013/9/20
- 社会
県は19日、15日から16日にかけて日高地方でも猛威を振るった台風18号による農林業被害をまとめた。被害総額は県全体で4億1984万円、日高地方でも農地や農業用施設を中心に9000万円以上の被害が出た。
県農林水産総務課によると、農作物被害は2億3889万9000円で、最も被害を受けたのは紀北筋のカキで1億4291万円。日高地方では定植を終えた美浜町のキュウリや御坊市周辺の水稲が倒れるなど被害額合計235万円だった。被害額は農地・農業用施設の損壊が大きく、日高町で38カ所・5000万円、印南町18カ所・3700万円、日高川町2カ所・500万円となった。被害調査は引き続き行われており、被害額は今後増える可能性がある。
林業関係は県全体で3995万円の被害額で、日高地方は目立った被害はなかった。水産業関係は現在調査中となっている。