ローソンの「みかんぱん」人気
- 2013/8/21
- 社会
コンビニ大手、ローソンは9月上旬まで、近畿2府4県の1967店で和歌山県産食材を使用した期間限定商品を販売している。メロンパンに温州みかん入りジャムをはさんだ「みかんぱん」、県産鶏を使った「チキンカツサンド」など3商品で、夏休みの行楽などで関西、和歌山を訪れた観光客らにも好評。ローソンによると、みかんのジャムとホイップクリームを挟んだみかんぱんの売れ行きが好調だという。
ローソンの和歌山県産食材を使った期間限定商品は以前から行われており、平成23年9月には梅肉や梅エキス、フルーツを使った和歌山フェア5商品を発売。ことしに入っても1月から2月にかけて「和歌山県産しらすごはん弁当」、2月から5月にかけて県産しらすや紀州のしそ梅肉などを使った「アイラブ和歌山弁当」が販売され、6月3日から7月1日までは県産梅を使った「紀州ええ塩梅ごっつぉさん弁当」が人気を呼んだ。
今回は八朔と紀州梅が入った「フルーツカクテル」(295円・税込)、温州みかん入りジャムを使った「みかんぱん」(125円・同)、県産鶏肉を使った「県産鶏のチキンカツサンド」(280円・同)の3種類。今月6日から販売がスタートし、フルーツカクテルとみかんぱんは9月2日まで、チキンカツサンドは9月9日まで販売(いずれも店舗によって期間に違いがある)される。
県食品流通課は「3商品とも県観光PRシンボルキャラクターの『わかぱん』が表示され、和歌山の食材を積極的にPRしています。地元和歌山の方にもぜひ食べていただきたいと思います」。ローソン広報部は「3つの商品の現在までの状況をみると、みかんぱんの売れ行きが好調で、フルーツカクテルとチキンカツもまずまずといったところです」と話している。