スポーツにあっぱれ

 プロ野球楽天イーグルスの田中将大投手が、21連勝の球界新記録を打ち立てた。今季は開幕から17連勝しており、まさにあっぱれというほかない。妻で女優の里田まいさんが栄養バランスの取れた食事を勉強している内助の功も大きいだろうが、本人の、ピンチになったときの気迫のすごさはテレビを見ていても伝わってくる。対峙している打者はひしひしと感じているだろう。絶対に打ち取ってやる、あきらめない、負けない気持ちが勝敗を左右する。そして、一緒にプレーする仲間がいるから達成できた記録でもある。ヒットや、バックのファインプレーがなければここまでこれなかった。田中投手だけでなくチームメートも称賛に値する。
 モスクワで開催された世界陸上の女子マラソンで銅メダルを獲得した福士加代子選手もあっぱれだ。トラックの女王といわれる3000㍍、5000㍍の日本記録保持者で、いつも明るい笑顔を振りまく姿は以前から好きだったが、今回ゴールしたときの笑顔には、もらい笑いするしかなかった。心の底からうれしそうな表情は見ていて気持ちがいい。輝く彼女も、マラソンでは挫折を味わってきた。それでもあきらめなかったのは、トラックでは勝てなかったアフリカ勢に勝ちたかったからだと報道で知った。強い気持ちは人を成長させる。
 スポーツはやっている本人だけでなく観ている人も感動を共有できるのが素晴らしい。日高地方でもいろんなスポーツに励んでいる子どもたちがたくさんいる。スポーツの楽しさを知り、負けん気を養い、仲間と感動を共有する時間にしてほしい。将来、あっぱれな選手が出てくればなおうれしい。   (片)

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