御坊保健所で薬物乱用指導員研修
- 2013/6/8
- 社会
県薬物乱用防止指導員の講習会が6日、御坊保健所別館で開かれ、指導員や学校教諭ら約40人が県内の現状を勉強した。
同保健所衛生環境課の玉置敦子さんらが講師を務めた。玉置さんは薬物の種類や強い依存性を説明し、「24年中の県内の覚せい剤検挙者は168人で、人口10万人当たりでは全国ワースト2。都会の話ではなく、身近に起こっている」と意識を改めるよう強調。インターネットでの販売などで未成年者にも広がっている現状に危機感を示し、「若者は恋人や友達などから軽く誘われて手に染めるケースが多いことを認識し、子どもたちに指導してほしい」と呼びかけた。