切目川ダム定礎式に200人

 県が印南町高串地内で進めている切目川ダムの本体工事の定礎式が2日に行われ、仁坂吉伸知事や国会議員、県議、地元小中学生、用地提供者ら200人が出席し、ダムの永久堅固と安泰を祈願した。
 オープニングとして清流小学校と中学校の児童・生徒が歌を披露。仁坂知事は「ダムが完成すれば台風12号のときのような悲惨な状況はなくなり、日照りのときも十分な水が供給できる。わさびや千両、ハウス栽培など盛んな農業をより推進できる」と式辞。日裏勝己印南町長は「昭和42年にダム建設を要望したことから始まり、ついに本体建設に至った。この日を迎えることができるのも地権者や地元関係者の皆さまの協力をはじめ、二階俊博代議士の政治力、故久保井始町長の情熱も忘れてはいけない。あらためて皆さまのご労苦に感謝いたします」とあいさつ。続いて鶴保庸介参議、二階代議士、花田健吉県議が完成へ期待を込めた。
 定礎では地面にあけた穴に「定礎」と書かれた石を小中学生が願いを書いた石とともに入れ、くす玉を割るとともにコンクリートを流し込んだ。最後はもちまきもあった。式典にはダム建設のため用地を提供した元高串区の住民も出席し、最後の区長だった堀清宏さん(65)は、「やっとここまできたかという思いです。ダムにより切目川が氾濫せず、下流の方が安心できることを願いたい」と話していた。
 ダムの工事は現在コンクリートの打設を進めており、平成26年度中の完成、27年度の供用開始を目指している。

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