よりよい町へ政策を吟味

 14日に告示した日高川町首長選はきょう18日を残すだけとなった。 元役場公室長の新人、 市木久雄候補と現職、 玉置俊久候補の両陣営が激しい戦いを繰り広げている。 両候補者は街宣カーに乗って笑顔で手を振りながら町内を巡回。 街頭ではマイクを手に町政への思いや施策を懸命に訴え、 町民とがっちりと握手を交わすなど懸命にアピール、 支持を求めている。 3カ月間にわたり展開した一騎打ちの戦いもいよいよ決着。 あす19日夜、 有権者の審判が下る。
 本紙では、 有権者100人に首長選についてのアンケートを行った。 質問の1つ、 「町政に望むこと」 では、 11項目から3項目を選んでもらったところ、 若者定住策、子育て支援、高齢者福祉の充実がベスト3。いずれの項目とも人口減少、65歳以上が31%という高い高齢化率、若者流出といった現状から、有権者が町の将来に不安を抱いていることの表れ。筆者はこの町を担当して8年、 取材をはじめ、 町民との会話を通じて本当に深刻な問題と感じる。 市木、 玉置の両候補ともこれらを重点項目と位置づけ、 市木候補はシルバー人材センター設立、 玉置候補は病院専用バス導入などさまざまな施策を掲げる。 給食費無料化は両候補とも挙げている。
 町長を選ぶ際、 さまざまなファクターはあると思うが、 政策もその一つ。 両候補が掲げる施策は本当に実現可能なのか、 現状をよりよい方向へ持っていくことができるものなのか、 町に合ったものなのか、 見込んだ効果は机上の空論で終わらないか。 若者定住策、 子育て支援、 高齢者福祉と少子高齢化に伴う対策は急務。 今一度、 吟味するのもいいかも知れない。    (昌)

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