子どもに体験機会を

 小学生バレーで一番の目標にされているファミリーマートカップ全日本バレーボール小学生大会の女子日高地方予選(12日、日高町)は参加が11チーム。入社当時(平成8年)から減り続けて半分近くになったと思う。少子化に、競技の多様化も重なってのことで仕方のない部分があるのだろうが、スポーツを何もやっていない子どもたちも実際には多い。そんな子どもたちにやってもらえる方法はないだろうか。
 スポーツをやらない子どもたちの理由はさまざま。塾に通っていて忙しい、送迎や審判にかり出されるなど保護者の負担が大きくて入部させてもらえない、道具代や部費などの経済的理由などもある。さらにゲームなどで家にこもって遊ぶことが増え、体験の機会が少ないというのも一因のように感じる。子どもたちがやってみて楽しいと思い、親にお願いすれば多少の無理は通るはず。まずは子どもたちに楽しいと思ってもらえる機会を増やす努力が必要なのではないだろうか。
 体験教室は、部員増に効果をあげている町もあると聞く。単独チームで取り組むには負担が大きく、「一度参加すると入部させられるのでは」と思われることもあるので、連盟などが主体になって気軽な遊び感覚でどんどんやっていってもらいたい。地元出身のプロや社会人選手を講師として活用するのも子どもたちに夢を持ってもらえる機会として増やしていくべきだろう。本社でもバレーとサッカー大会の協賛をしており、その大会の空き時間などを使って一度企画できればと思う。自身の体験からスポーツでは礼儀、コミュニケーション力、忍耐力など社会に出てから役立つことも身につけられ、ぜひ子どもたちにはやってもらいたい。  (賀)

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