ゴールデンキッズに初井君

 県教育委員会が将来オリンピックをはじめとする国際舞台で活躍できる競技者の輩出を目的に取り組んでいるゴールデンキッズ発掘プロジェクトで、 第6期生追加6人と第7期生メンバー30人が決まった。 6期生追加は小学5年生、 7期生は同4年生で、 昨年度に選考会を開いて体力、 運動能力の優れた子どもたちを発掘。 地元からは唯一、 初井友翔 (ゆいと) 君 (比井小4年・日高町阿尾) が7期生に選抜されており、 今後3年間、 専門家による育成プログラムを受け、 世界に羽ばたくアスリートを目指す。  初井君は現在、 週1回市内のスイミングスクールに通っているだけで、 特にスポーツクラブには所属していない。 選考会では5段跳びなどの成績がよかったといい、 将来は 「陸上をやってみたい」 と目を輝かせている。
 同プロジェクトは平成18年度にスタート。 県内の教育、 スポーツ、 学識経験者らをメンバーに実行委員会を組織し、 事業を推進している。 平成27年に県内開催となる国民体育大会へ向けての選手強化も視野に入れている。
 1期生から6期生までは30~50人ずつ選出されており、 日高地方からはそれぞれ7人、 5人、 3人、 3人、 4人、 2人がメンバー入りしている。 昨年度は秋から今春にかけて選考会があり、 第1次には6期生追加と7期生を目指して計1014人の小学3、 4年生 (当時) が参加。 30㍍走、 オーバーヘッドスロー、 反復横跳び、 反応テストなどの種目で体力や運動能力を判定し、 2月24日の第3次選考会のあと正式にメンバーが決定した。
 6期生追加と7期生メンバーは近く認定証を受け取り、 これまで同様に和歌山市を中心に月2回程度、 小学校卒業まで育成プログラムを受けていく。 育成プログラムには身体的なメニューだけでなく食育や保護者研修会も取り入れ、 まだ発達段階のため特定の競技でレベルアップを図るのではなく総合的に体力、 運動能力の向上を目指す。 すでに所属クラブがある子どもたちにも新たな競技に親しむ機会を提供し、 将来の可能性を探っていく。
 3年間の育成プログラム修了後の子どもたちについては追跡調査があり、 中学校卒業時まで競技力向上などに関するさまざまなアドバイス、 サポートも行っていく。

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