目標を持って輝こう

 和歌山市出身の女子プロボクサー真道ゴー選手が、5月にWBC女子フライ級世界タイトル戦に挑むという。彼女は性同一性障害に悩んだが、母親の言葉で心が晴れたと大手新聞に紹介されていた。その言葉とは、母親にカミングアウトしたとき「男とか女とかではなく、目標を持って生きていないのが悲しい。笑顔で生活してくれたらそれでいい」。子への愛情にあふれる母親だからこそいえる言葉だと感銘を受けた。もちろん、目標を見つけ、達成に向けて頑張る真道選手も素直にかっこいい。やはり目標を持っている人は輝いて見えるし、やる気に満ちている人がそばにいると周りにもいい影響を与える。
 自分を見つめ直すと、とても輝いているとは言い難い。仕事はこなすのに精いっぱいで、趣味と豪語していたマラソンも、忙しさを理由にもはや趣味とはいえなくなっているのが現状。無理やり輝く必要はないが、やはり目指すものがあるのとないのとでは気持ちの持ちようが違う。そろそろ自分に喝を入れなければと、真道選手の母の言葉に自分も奮い立たされた。やりたいことはたくさんある、しかしいまのままの方が楽、そんな後ろ向きな思いから脱却してもっと自分に挑戦していかなければ。そんな思いにかきたてられた。
 4月、新年度が始まり、多くの企業や官公庁では新入社員・職員が新たなスタートを切った。まだまだ緊張の連続だろうが、目標を決めてそれに向かってがむしゃらにまい進していってほしい。楽な道を選ぼうとしない、希望に満ち溢れたいまの気持ちを決して忘れてはならない。ついつい忘れてしまった時は、真道選手の母の言葉を思い出そう。目標は人を輝かす。   (片)

関連記事

フォトニュース

  1. 事故に気をつけてね!

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 出撃直前、さくら弾機が炎上 極秘扱いで「知られざる特攻機」とも呼ばれたさくら弾機は、直径1・6㍍、…
  2. 飛行機乗りが夢だった 1944年(昭和19)6月、日本はマリアナ沖海戦に敗れてサイパンが陥落し、絶…
  3. 激戦のフィリピンで6年 日米開戦直後の1941年(昭和16)12月22日、日本は米軍の支配下にあっ…
  4. 空襲に怯え、悲痛な思い 大戦末期、空襲に怯え、悲痛な思いをした御坊市島の竹田(旧姓=山﨑)玉枝さん…
  5. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  元アニメーターで江戸川乱歩賞作家、真保裕一の「行こう!」シリーズ最新作。今年5月に文庫化されました…
  2.  今回紹介するのは2005年に発行された推理小説家石持浅海の「君の望む死に方」。前作の「扉は閉ざされ…
  3.  映画「ソワレ」が御坊でも好評上映中ですが、タイトルは「夜会」を意味する言葉。そんなタイトルの司馬遼…
  4.  主演ドラマ「半沢直樹」の新シリーズが大ブレイク中の俳優、堺雅人。テレビ雑誌で連載したエッセイ集をご…
  5.  霊感はさほど強くないはずだが、なぜか奇妙な出来事に遭遇してしまう。本作はノンフィクション作家の著者…
ページ上部へ戻る