由良町統合保育所 5月にも着工へ

 由良町の町内3保育所統合保育所整備事業は、 建築用地の旧畑小学校施設撤去、 新施設の設計が終わり、 平成26年4月のオープンへ着々と進められている。 新施設は津波の心配がない海抜39・2㍍の国道沿いに計画し、 新サービスの保育時間延長や0歳児保育も実施の見通し。 新年度当初予算に施設建築費など6億7900万円が計上されており、 予算が認められれば4月に建築工事の入札、 5月に着工のスケジュールで完成を目指していく。
 旧畑小は畑地内、国道北側にあり、グラウンドと校舎などの敷地面積は約3900平方㍍。東日本大震災以来、沿岸部では特に津波被害の心配が増しているが、海抜は安全の目安とされる20㍍を大きく上回っている。さらに町有地のため新たに土地取得や造成したりする必要がない上、交通の便もよく、敷地の広さも問題ないことから建築用地に選ばれた。旧畑小の校舎などは3月までに撤去が終了。新施設の設計もすでに完成している。
 新施設は延べ床面積約1800平方㍍の鉄骨造り2階建て。敷地の北側に建築。保育室は9部屋あり、すべてにエアコンを設置。2階には現在、中央保育所にある子育て支援センターも配置される。園庭は1650平方㍍を確保し、一部芝生化も計画。新サービスとしては0歳児保育、保育時間の延長、現在月1回となっている土曜日終日保育の拡大などが考えられており、駐車場も乗用車20台分が整備される。子育て支援センターの部屋については、大規模災害発生時に対策本部としての活用も検討され、運営は将来的に民営に移行するという。
 本年度当初の園児数は中央112人、白崎42人、衣奈19人の計173人。3保育所とも海抜は20㍍未満で、新施設がオープンすれば安全な環境で保育ができる。新サービスや送迎バスの運行方法などは今秋までに煮詰めていく方針。3月議会で予算が認められ、順調にいけば来年1月下旬に新施設が完成する。

関連記事

フォトニュース

  1. 日高のサバで日本一になるぞ!

写真集

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

  1. いなみまめダムマラソン

    11月 3 @ 8:00 AM

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る