日高の熊野古道沿いに公衆トイレ

 日高町萩原、 内原王子神社の北隣で、 3月下旬の完成目指して公衆トイレの建設が進められている。 同地は熊野古道沿いにあるが、 周辺には用を足すための公共の施設がない。 これまで神社のトイレで対応してきたが、 古道散策者がドッと訪れる日には数十人の長蛇の列ができ、 観光客には不便で不評だった。 新たに建設中のトイレは紀州材を使って景観にもマッチ。 温水洗浄便座も取り付け、 快適に利用してもらえる。
 公衆トイレの建設は県が鹿ヶ瀬峠越えのみち近畿自然歩道整備事業として年明けから取りかかった。 神社のトイレ (男性用の小1基、 和式1基) がくみ取り式で多くの利用があれば管理費もかさむため地域住民からも要望があり、 町を通じて県へ対応を申し入れていた。 敷地は町有地で、 県へ無償提供した。
 県と町によると、 建設中のトイレは延べ床面積34・5平方㍍。 男性用の小2基、 大1基、 女性用の和式2基に多目的トイレが設けられる。 男性用の大と多目的トイレは洋式で、 県が推進中の温水洗浄便座となる。 多目的トイレはオストメイト (人工肛門保有者、 人工膀胱保有者) 対応。 建物はコンクリートではなく、 熊野古道と神社の景観にマッチするように紀州材で建設され、 供用開始後の管理は日高町が行っていく。
 総事業費は約2400万円。 施工は建築工事が美浜町の㈲山本工務店 (山本好郎代表)、 設備工事が同町の若野管工 (若野裕代表)。
 工期は3月末。 春の行楽シーズン前の新施設完成となり、 町は 「これで快適に熊野古道散策を楽しんでもらえるようになります」 と喜んでいる。

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