日本学生科学賞 日高高校チームが入選3等

 全国の中学生と高校生を対象とした科学自由研究コンテスト 「第56回日本学生科学賞 (読売新聞社主催、 旭化成協賛)」 の中央審査で、 日高高校2年生課題研究タンポポ研究班の 「御坊周辺のタンポポ属の分布から」 が入選3等に選ばれた。 メンバーの8人は 「みんなで協力してやってきたことが評価されてとてもうれしいです」 と笑顔を見せている。
 研究は授業の一環で実施。 タンポポには在来種、 外来種、 在来と外来が交じった雑種の3種あり、 御坊市と周辺町の分布を調べた。 調査は昨年春からスタート。 学校周辺を自転車で回ったり、 顧問とともに美山や切目川地域なども訪れ、 合計100のサンプルを集めた。 3種の判別はDNAを抽出して電気を使って調べる電気泳動法で判定していった。
 結果、 在来種は調査地域のほとんどの場所で生育、 外来種は市街地を中心に生育、 雑種もほとんどが市街地だが、 一部が美山などの農村部に点在していた。 このことから 「一般的に外来や雑種は人通りが多い市街地に生息していると考えられているが、 調査の結果、 美山など山間部でも雑種が確認された。 さらにその周辺に外来がないことから、 市街地から雑種が自動車で運ばれてきたことなどが考えられるが、 今後さらに調査を進め山間部に雑種が拡大している理由を解明したい」 と結論付けた。
 研究は9月の県審査で県教育委員会賞を受賞。 中央審査では賞を与えられる最終審査には残らなかったが、 入選3等に選ばれた。 メンバーは 「春からみんなで何度も集まって取り組んできたことが評価され、 とてもうれしいです。 来年も後輩に研究を続けてもらいたいです」 と話している。 メンバーは次の8人。
 伊藤依里佳、 田甫友希、 古田祥子、 小山浩杜、 西川顕人、 野田一志、 阪本久美子、 竹本秋穂

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