ボランティア「えがおの会」が発足

 子どもたちに笑顔になってもらおうと、日高地方の60歳代前後の男女12人が、ボランティアグループ「えがおの会」を立ち上げた。補導員の桶谷豊さんが代表となり、今後、幼稚園・保育園や小学校のイベントなどに出向き、芸達者なメンバーが手品や腹話術などを披露していく。桶谷代表は「全国的にいじめが問題となっている中、子どもたちが仲良くなるきっかけになれば」と意気込んでいる。
 桶谷さんは補導員として登下校時の見守りを続けているほか、市内の幼稚園や保育園のイベントに参加して自前の綿菓子を振る舞うボランティアも行っている。同じように子どもにかかわるボラン活動を展開している岡野博美副代表らと、「子どもたちが笑顔で元気よく、仲良くなれるような活動はできないか」とグループの結成をことし夏ごろに計画。補導員や元教諭ら日ごろ付き合いのある人に声をかけ、賛同した「子どもが大好きなおじいちゃんおばあちゃん」12人が集まり、今月上旬、「えがおの会」として発足した。活動のユニホームであるエプロンに描かれている子どもの顔や「えがおの会」の文字は、野口小学校に依頼して児童に描いてもらった。
 腹話術や手品が得意なメンバーがいるほか、風船アートなども習ってレパートリーを増やしていく。今後は紙芝居の物語やイラストをメンバーと子どもが一緒になって作ったり、休耕田を利用したサツマイモなど農作物の収穫体験も計画している。桶谷会長は、「各園や小学校のイベントに参加したり、自分たちで催しを企画して、とにかく子どもと一緒にできることを考えていきたい。全国的にはいじめ等が問題となっているので、子どもたちが笑顔で仲良く取り組めることを実践していきたい」と話している。
 趣旨に賛同するメンバーやイベントへの派遣依頼等は桶谷代表℡5685まで。えがおの会のメンバーは次の皆さん。
 桶谷豊、岡野博美、尾崎秀樹、谷岡一、川端さとし、小竹保美、中島邦博、本眞太郎、三輪規、小川澄晴、岡本純子、伊奈隆司

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