ぼうさい甲子園 印南中が3年連続奨励賞

 子どもや学生の防災教育・活動を顕彰する 「ぼうさい甲子園(1・17防災未来賞)」 (兵庫県、 毎日新聞社など主催) で、 印南中学校 (土井淳司校長) の津波研究班14人が中学生部門奨励賞に選ばれた。 受賞は県内で同校のみで、 昨年に続き3年連続となった。  小学生、 中学生、 高校生、 大学生の4部門あり、 各部門からぼうさい大賞1点、 優秀賞1点、 奨励賞数点を選び、 大賞の中からグランプリ1点を選んだ。
 印南中の津波研究班は昨年作った紙芝居を改良。 昨年は1855年の安政南海地震で印南町の死者がゼロだったことを描き、 今回はその教訓となった1707年の宝永地震に注目。 印南町で176人の死者が出た地震で、 印定寺 (印南) にある合同位牌の裏に、 当時の住職が記した津波の悲惨な様子を現代語訳。 位牌には 「大地震で山は崩れ地は砕け、 津波が凹凸となって打ち寄せた。 誰も彼も波にさらわれ漂いおぼれ、 親子兄弟はあっという間に別れ別れになった」 などと記されている。 昨年の紙芝居の前半部分に加えて内容に重みを出したほか、 安政地震の個所も文章を分かりやすくした。 このほかマグニチュード9・0でのアニメーションを使った町内の浸水シミュレーションも行った。
 生徒たちは 「自分たちの活動が認められてうれしいです」 と話している。 生徒は次の皆さん (いずれも3年生)。
 池田国弘、 大山直也、 尾崎啓、 川口拓真、 西山昇太郎、 石川真奈、 木下弥玲、 塩崎風香、 塩路七海、 中戸川幸奈、西川真由、平田文香、山崎萌、吉岡澄

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