日高川町で星空の街全国大会

 空の視点から環境を考える催し 「第24回星空の街・あおぞらの街全国大会in日高川町」 (環境省、 県等主催) が17、 18の両日、 同町で高円宮妃久子さまを迎えて開かれた。 日高川交流センターでの式典には仁坂吉伸知事、 南川秀樹環境事務次官ほか、 県内外から500人が参加した。 久子さまは 「豊かな環境を次世代へ引き継ぐことができるよう、 一人一人が何ができるかを考え、 実行することが大切だと考えます」 とあいさつされた。
 ことしは「未来に約束 青い空 輝く夜空~地球を元気に青空にヤッホー星空にワッハッハ~」がテーマ。久子さまは、式典の後半であいさつ。「照明の中で暮らしていると、美しい星空を見上げることは忘れがちです。夜空の中に輝く星を見ると、壮大な宇宙の中で、人間は小さな存在でしかないということをあらためて感じます。地球で生じてきている環境問題は避けては通れない課題です。一人でも多くの人が、地球が生命の惑星であり続けられるように心がけてほしい」と呼びかけられた。昨年9月の台風12号豪雨による災害にも触れ、「みなさまの努力と尽力で素晴らしい復旧・復興が成し遂げられました。まだ残っていることもあるとお聞きしています。みなさまに一日でも早く、心安らかな日が取り戻せるよう願っています」と述べられた。
 式典では、南川環境事務次官、仁坂知事に続き、日高川町の玉置俊久町長が「「青い空と輝く夜空の下で、楽しく愉快に暮らせる元気な地球を守るために一人一人が何をすべきかを考える機会にしたい」とあいさつ。環境大臣賞の紀美野町のみさと天文台友の会、全国協議会会長賞の有田市の櫨木芳髙さんらが表彰された。式典後、星空観察報告会も開かれ、寒川第一小、早蘇中、かわべ天文公園が発表。続いて同町小熊出身で宇宙探査機「はやぶさ」のプロジェクトに参加している宇宙科学の第一人者、圦本尚義北海道大学教授による記念講演があり、「『はやぶさ』が持ち帰った宇宙のおみやげ」をテーマに語った。最後に玉置町長が来年の開催地を北九州市にすることを提案。会場から大きな拍手が送られ、満場一致で決定した。
 このあと、久子さまをはじめ、関係者が天文公園で星空を観望、2日目はエクスカーションで道成寺など巡られた。

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