日高川のチョコのたにぐち 新工場建設へ

 日高川町和佐、 チョコレート製造メーカー㈱たにぐち=本社大阪市東住吉区、 谷口壽社長=の日高川工場新築工事の地鎮祭が23日、 現地で行われた。 同社は平成元年に県と旧川辺町が誘致した企業で、 新工場の建設によってオーナメントチョコやチョコレート菓子などの生産能力の増強を図る。 操業は来年8月からスタートする。
 地鎮祭は江川、 丹生神社の井口繁明宮司が祭主で執り行われ、 同社や町、 施工の大成建設㈱の関係者ら約30人が出席。 同社の谷口静雄会長、 谷口社長、 大成建設㈱関西支店の高田克二支店長、 玉置俊久町長らが地鎮の儀や玉串奉てんなどで工事の安全と同社のさらなる飛躍、 発展を祈った。谷口社長は「安心安全を第一に質の高い商品を作ることができ、 地域の皆さんに親しまれる工場にしていきたい」と話している。
 新工場は既存の和歌山工場の南東約200㍍に建設。 鉄骨2階建て、 延べ床面積3024平方㍍。 1階は製造工場、 2階は会議室などで、 大型車収容の車庫も完備。 チョコレート全般の製造を強化するほか、 工場見学やケーキ講習会など地域の人が親しめる工場とする。 新規地元雇用の正社員は6人を予定している。
 和歌山工場では平成元年の操業以来、 ケーキの飾りつけなどのオーナメントチョコ、 トリュフ・プラリネチョコ、 焼き菓子やキャンディーなど製造。 現在従業員は約90人。 敷地は3300平方㍍で、 平成10年と15年の2度にわたって増設し、 延べ床面積約5600平方㍍に拡充したが、 業績の進展・拡大に伴い、 手狭となっていた。 生産能力の向上、 独創性のある新商品開発に向けて設備拡充を図るために工場を新設することにした。 同社は資本金2000万円、 売上高は年間約25億円 (平成23年7月期)。

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