夏の高校野球和歌山大会 日高ベスト4ならず

 第94回全国高校野球選手権和歌山大会は12日目の25日、準々決勝2試合が行われ、第1試合に登場した地元勢最後の砦の日高は2点差を追いつく粘りを見せたものの延長10回、スクイズでサヨナラ負けを喫し、8年ぶりのベスト4進出にあと一歩及ばなかった。日高はエース・西山が粘りの投球を見せたが力尽き、打線も2回から6回までの無死の走者を一度しか生かせなかったのが痛かった。
日高
0001000100-2
1100000001-3
桐蔭        (延長10回)
 日高は4回無死から左前打の阪口を犠打などで三塁へ進め、橋本が痛烈に一二塁間を破った。終盤の8回には1死から増田の内野安打と阪口の右前打で一、二塁と攻め立てて桐蔭先発・貴志をマウンドから降ろし、2番手・和田から田中一が痛烈な三ゴロ。三塁手が打球を後逸する間に二走・増田が本塁を陥れ、試合を振り出しに戻した。9回の攻撃は四球の森下をバントで送ったが、津村が三振、泉口が投飛。10回も敵失と死球で二死一、二塁としたが、橋本がとらえた打球は中堅の飛球に終わった。
 エース・西山は7回まで毎回安打を許すも、1回の古田(3年、湯川中出身)の左中間適時二塁打、2回の適時打の2失点で踏ん張り、打線の奮起を待った。追いついた8回からは力のこもった投球で9回までの2イニングをいずれも三者凡退に切って取ったが、延長10回1死から安打を浴びると暴投、中前打で一、三塁とされ、最後は投前のスクイズを懸命にグラブトスもわずかに及ばなかった。
 日高打線は2回1死満塁で森下の鋭い当たりが遊直となり併殺。3回は無死一、二塁からのエンドランが右飛で一塁走者が帰塁できず、6回は無死一塁からの強攻策が併殺に打ち取られ、波に乗れなかった。

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