太陽光発電、蓄電池に期待

 印南町は節電意識の向上へ、 印南小学校に電気の使用量を表示する機器「デマンド監視システム」を設置した。 液晶画面に30分ごとの電気使用量が表示され、 あらかじめ設定したワット数まで近づくとアラームが鳴る。 廊下に設置された機器の表示に熱心に見入る児童の姿も見られ、 今夏の節電へ一役買いそうだ。
 関西電力大飯原発3、4号機の再稼働が決まり、 今夏の深刻な電力不足への危機感は薄らいだが、フル稼働するにはしばらく時間がかかり、稼働しても電力供給の余裕度を示す予備率は現状のマイナスから「ゼロ程度」になるだけという。依然として節電への取り組みは必要だ。
 先日、車の修理をしてもらっているとき、 何気なく見たパンフレットに、 電気自動車の蓄電池としての活用が紹介されていた。 電気代が安い夜間に充電し、 昼間は車に溜まった電力を使う。 電気代を節約できるうえ、 ピーク時の昼間に電力会社からの電力使用を抑えることができ、 停電時にも活用できる。 「車であるのなら」と調べてみると原発事故による電力不足以降、家庭用蓄電池市場が活発化し新たな商品が次々登場している。 同じように夜間に充電して昼間に使うことができ、 フル充電で冷蔵庫やテレビが2日ほど使えるという。 ソーラー発電と併用すれば発電した分を蓄電することもでき、 今後さらに技術が進めば長期停電時の大きな備えになりそうだ。
 毎月の電気代が安くなるとなれば導入してみたいが、 初期費用が数百万円とかなり高価。 節電や防災面では効果的だが、 節約の観点ではまだまだ様子をみたいところ。 ことしも我が家では昨年買った扇風機が節電の主力となりそうだ。        (城)

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