田植えの時期に農業用水が不足

 田植えシーズンを迎え、降水量が少ないことから日高地方では農業用水が不足しており、日高川・日高町・美浜町の3土地改良区では各農家に対し、節水と用水路の堰(せき)を開放するよう呼びかけている。
 5月の中旬以降、まとまった雨が少なく、日高川町初湯川の椿山ダムでは貯水位が低下。9日午前8時半現在で貯水位は184・11㍍で最低水位の184㍍まで迫っている状況。今月6日までは発電に伴い毎秒6㌧を放流していたが、7日以降は、流入量毎秒2~3㌧に対して約5・5㌧の放流で、日高地方の下流域を中心に田植え用の荒引(あらびき)水や養い水を取水しにくい状況になっている。8日の雨で前日より貯水位が2㌢アップしたため、少し余裕はできたものの、このまま雨がなければダムの放流は流入量分だけとなるのは時間の問題で、日高地方の農家では田植え時期にほとんど取水できない状況となる。
 この危機的状況に3土地改良区では8日に緊急渇水対策委員会を立ち上げ、各農家に節水と堰開放の協力を求めることを決めた。

関連記事

フォトニュース

  1. 世界に「YELL」を届けましょう

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…
  2. 34年前、活字にならなかった一冊の本 活字の本として出版されることのなかった、一冊の戦争体験集…
  3. 船団護衛の海防艦で南方へ 1923年(大正12)8月19日、夏目英一さん(95)は日高郡旧野口…
  4. 千人針と250人分の寄せ書き発見 「あれ、これは何やろ」 1999年(平成11)8月、母の薫(か…
  5. 飛行兵志願も母が反対 小瀬輔造さん(89)は1930年(昭和5)1月7日、日高川町…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  2.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
  3.  6月19日は桜桃忌。芥川龍之介の河童忌、司馬遼太郎の菜の花忌ほど有名ではありませんが、太宰治の命日…
  4.  銀行に7年間勤務した経験を持ち、「半沢直樹」「陸王」「ルーズヴェルト・ゲーム」など人気ドラマの原作…
  5.  幅が狭く、カーブが続き、前から車がくればすれ違うこともできず、一つ間違えば谷底に転落してしまう…。…
ページ上部へ戻る