みなべ町社協の介護事業縮小

 みなべ町社会福祉協議会が3月末で、 埴田地内の老人憩いの家 「二子の里」 での介護サービス事業を廃止していたことが分かった。 21年度には約300万円の赤字となっており、 社協では 「利用者も減少しており、 運営の合理化を図った」 と話している。 同施設は、 温泉入浴など老人憩いの家としての機能は継続させる。
 同社協は南部町時代から二子の里の施設管理委託を受け、 介護サービスを実施してきた。 近年の利用者数の推移をみると、 平成19年度は1983人だったが20年度1603人、 21年度1372人、 22年度には1171人と、 年々減少していた。 社協では23年度に職員の人件費を削減するため要介護者のデイサービス事業を廃止し、 対象を介護予防者だけにして規模の縮小を図ったが黒字化には至らず、 本年度から二子の里での介護事業を中止することにした。 これを受け、 利用していた10数人のお年寄りは町内のふれ愛センター (東本庄)、 デイサービスセンター 「ゆうゆう館」 (埴田) などの介護事業に移った。 施設の管理についてもこれまでは社協が行ってきたが、 本年度からは町シルバー人材センターが請け負っている。 老人憩いの家としての機能は継続し、 温泉入浴などは従来通り。 入浴料金も変わっていない。 町では 「二子の里は海の近くで、 津波の危険性もある。 運営については今後も検討する必要がある」 と話している。

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