道成寺春公演で吉村さん熱演

 日高川町道成寺で31日、春公演「桜・舞・道成寺」が催され、上方舞・吉村流師範の吉村古ゆうさんが華麗な舞で約200人の観客を魅了した。
 数々の道成寺関連イベントを手掛けている「おいでよ 日高実行委員会」の主催で、あいにくの雨のため舞台は桜満開の境内から第2縁起堂に変更した。吉村さんは澤千左子さん、古保里恵子さんの地唄に合わせて上方舞『桜づくし』 と道成寺ゆかりの地唄舞『鐘ヶ岬』を披露し、『桜づくし』では優雅な舞で朝・夕・夜とさまざまな桜を演じた。『鐘ヶ岬』では、前半は鐘に恨みを込めてつれない男への思いを舞い、後半は揺れ動く女心や恋心を表現。執念の恐ろしさの中に一途なかわいらしさ、愚かさ、哀れさ、艶やかさといった感情を色っぽく表し、会場を魅了した。このほか日高高校箏曲部が 『GRADATION〈風の彩〉』 を奏でてムードを盛り上げ、道成寺舞踊教室のメンバーが半年間の練習の成果を発表。子どもたち18人は 『菊づくしの一節』 でかわいらしく舞い、一般8人は 『道成寺の一節(梅と燦々)』 で華麗な舞を披露。 桜満開、 春らんまんの境内にも負けず劣らず、会場は華やかな春一色のムードに包まれていた。

関連記事

フォトニュース

  1. ぜひ皆さんで食べてください

戦争体験者に聞く 終わらざる夏

  1. 根室空襲、艦載機が猛爆 大東亜戦争末期、制海権を失った日本は北海道まで米軍に押し込まれ、1945年…
  2. B29へ決死の体当たり 欧州で第2次世界大戦が始まったのを受け、米軍は1939年(昭和14)11月…
  3. 3月17日の神戸大空襲に遭遇 アニメ映画化された野坂昭如の小説「火垂るの墓」、手塚治虫の「アド…
  4. 大阪空襲の直前に帰郷 印南町山口に生まれ、現在は美浜町吉原(新浜)に住む芝﨑シヅヱさん。父五郎右衛…
  5. 乳飲み子抱え上海から引き揚げ 御坊市島に暮らす98歳の嘉美(よしみ)さんは、1921年(大正1…

日高地方などのイベント情報

現在予定されているイベントはありません。

Twitter

書籍レビュー

  1.  「悪人」「怒り」等、多くの作品が映画化されている吉田修一。最新の映画化作品は藤原竜也、竹内涼真ら出…
  2.  週刊少年ジャンプに連載中の漫画「Dr.STONE(ドクターストーン)」を紹介します。  …
  3.  短歌をやっている母の本棚に20年ほど前からあった著者のサイン入り歌集ですが、今回初めて中身を読みま…
  4.  「バイバイ、ブラックバード」を読むと、原典に当たる太宰治の「グッド・バイ」が読みたくなったので、文…
  5.  作者の生まれは明治18年。明治45年に執筆され、初版は大正10年とかなり古いですが、繊細な描写が特…
ページ上部へ戻る