陸自和歌山駐屯地で50周年行事

 美浜町の陸上自衛隊和歌山駐屯地で28日、創立50周年記念行事が行われた。式典には自衛隊和歌山地方協力本部長の三上繁一佐をはじめ森下誠史町長、駐屯地OBら約190人の来賓を迎え、福永信彦司令は地域への感謝とともに高まる国防、災害時の活動の期待に力強く決意を表明。役場前の県道で行われた装備車両の観閲行進では、反対派住民約60人が「軍事パレード反対」とシュプレヒコールを繰り返した。
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式典で部隊を観閲する福永司令㊧
 式典で福永司令は「50周年を迎えられたのも地域の皆さま、関係団体の温かいご理解、ご支援のおかげ」と感謝。周辺国との資源をめぐる利害衝突、大規模災害の危機感からも自衛隊に対する国民の期待が高まるなか、「私たち自衛隊は国民を守る最後の砦。東日本大震災では10万人規模の救援・救助活動を展開し、先の北朝鮮のミサイル発射では迎撃部隊を派遣した。今後もあらゆる事態に対応し、国内外から高い評価を得るために日々、訓練を重ねていく」と決意を述べた。また、地元漁業組合と合意に達した駐屯地主力の水際障害中隊の煙樹ケ浜での地雷訓練については、「訓練をする場所がないという最大の問題が解決した。防災、防衛上も十分期待にこたえられるよう努力していきたい」とし、隊員の任務完遂へ一層の理解と協力を求めた。
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行進する自衛隊車両に抗議の声を浴びせる集会参加者
 式典後には役場前の県道で救援部隊車両の観閲行進が行われ、青空の下、多くの住民が沿道で見守るなか、トラックや工作車、海上漂流者救助等にも対応する水際地雷敷設車、軽装甲車などが行進。九条の会みはまなどの団体でつくる軍事パレード反対連絡会の抗議集会には約60人が集まり、全員が黄色地に×印のボードを手に、「軍事パレード反対」「煙樹ケ浜を守れ」などとこぶしを突き上げた。

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