100周年ラッシュで景気回復

 北朝鮮が12日から16日の間に予定している長距離弾道ミサイルの発射実験とみられる「人工衛星の打ち上げ」で、日本の宇宙航空研究開発機構に招待状が届いていた。出席すれば「打ち上げを見学でき、専門家との懇談もできる」そうだが、これも強盛大国の余裕かKYか。金日成生誕100周年のことし、フリのきいたボケに笑わずに聞けない。
 100周年といえば、笑いの帝国、吉本興業。8日には新しいNGKでこけら落としの特別公演があり、その舞台を生中継するライブビューイングが国内外100カ所で行われる。和歌山の会場は和歌山市のジストシネマ和歌山。ゲスト芸人としてわんだーらんどが登場する。
 ほか、ことしで100周年を迎える企業はシャープ、JTB、大正製薬、ひらかたパークなど。海外ではユニバーサル映画がそうで、13日からは100周年記念のSF超大作『バトルシップ』が公開される。
 身近なところでは、日高高校が2年後の平成26年に100周年を迎える。現在、記念誌の製作準備が進んでおり、筆者も及ばずながら、旧制日高中の歴史をまとめる作業を手伝わせていただいている。大正11年から昭和22年まで、国際的な軍縮から金融恐慌、満州事変、支那事変、大東亜戦争と続く暗い世相のなか、資料を繰りながら、当時は生徒も教師も父兄も「日高地方の最高学府」を愛し、地域を挙げて育てていこうという気持ちが伝わってくる。
 テレビやラジオでよく100周年という言葉を耳にするが、やはりことしは特別らしく、1912年は好景気に加え、明治から大正への改元もあって、創業ブームが起きたのだそうだ。なんとか景気が上向いてくれないものか。     (静)

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  1. 温かい善意ありがとうございました

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