「機会」を「好機」にしたい

 日高町の経営コンサルタント、サン・マネジメント研究所の講演会があった。講師は和歌山市の㈱農業総合研究所代表取締役で農業ベンチャーの及川智正氏。「農をビジネスとしての農産業に」をテーマに語った。講演まで時間があったので少し話が聞けた。及川さんは「農業は日本国民の心と胃袋を満たす。そんな素晴らしい農業が未来永劫なくならない仕組みをつくりたい」と熱く語り、講演に入ってもその口調は変わらない。「私の目標は農業が持続的に発展できる社会を実現形成すること」とし、「時代も社会も変わり、無限の可能性、ビジネスチャンスがある。農業に情熱を」と語った。
 話は変わるが、取材先でありがたい言葉を教わった。「歯車になるな モーターになれ」。「2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート」の著者である長谷川和廣さんが、まだ20代のころに取引先の大先輩から教えられた心に残る一言だそう。動かされているのではなく、自ら動かしていく。仕事だけでなく生き方全般においてそんな姿勢で臨むように。教えてくれた方も熱い人。日々の仕事を思い返し、自分自身と向き合うきっかけになった。
 「1日が48時間あれば」、そんなことを口にしてしまう毎日。囲みコーナーや特集ページを中心に、あらかじめ掲載される紙面の場所、大きさが決まっており、責任がある半面、チャンスはたくさんもらっているが、単なる「機会」でしかなく「好機」として生かせていない気がするときがある。ただ仕事をこなしている気になっているだけで、仕事ができているかどうかには自信がない。モーターより歯車の方が楽だと思う自分がいる。それではダメ、情熱を忘れてはならない。      (笑)

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