同級生のつながり大切に
- 2012/1/7
- 日高春秋
1992年日高高校卒業生の同窓会が、去る2日に南部ロイヤルで開かれた。筆者たちの学年は第2次ベビーブームの時代で、同高校では最多の11クラス、550人。卒業10周年の10年前は約250人集まったが、残念ながら今回は約100人に減ってしまった。
前回と同様、1組のクラス幹事をさせてもらい、昨年暮れは人集めに汗。まず出欠の返信はがきが届いたのは49人のうちわずか数人で、あとは電話確認。ところが携帯電話でかけても出ない、連絡先がどうしてもつかめない等々。特に女性陣の自宅に電話する場合かなり気を遣うのだが、いろいろな悪徳商法がまん延している中で警戒されるのか、本人の携帯電話を聞き出すこともできず、こちらが連絡先を教えても待てど暮らせど連絡もしてくれないなど。また、考えてみればこの年代は仕事や家庭での子どもの世話などで忙しい時期で、なかなか20周年の同窓会の難しさを感じた。これがもっと年を取って50代、60代になると時間に余裕ができて集まりやすくなるのかもしれない。
ただ、先輩方の同窓会の話を聞くと、100人も集まれば優秀な方だとか。当日はみんなアルコールも入って陽気になり、懐かしい思い出話に花。中にはごく身近な職場で働いている人がいることを知るなど、発見と驚きも。豪華景品が当たるジャンケンゲームもあって大盛り上がりで、2次会のカラオケにも結構な人数が集まった。それにしてもみんなほとんど高校時代と変わらず、ほんとに懐かしい思いがして、それぞれに頑張っている様子に感慨深いものがあった。「自分も頑張らなければ」と大きな励みにもなる。普段はほとんど会うことがないが、いつまでもこの同級生のつながり大切にしたい。 (吉)