祭りの団結をずっと

 先日、第9回ゆらふれあい祭があり、取材した。雨のなかも開会から閉会、フィナーレのもちまきまで大にぎわい。よさこい、健康体操、ビンゴといったイベントで沸き、商店街では特産品販売や飲食、健康・福祉コーナーも盛況だった。主催者発表で1500人の人出。活気と笑顔があふれる、一体感のある楽しい祭りだったと思う。
 話は変わるが、町商工会青年部が高知県馬路村への視察研修を行った。馬路村は人口1000人規模の村ながら、ゆずの商品開発で年間30億円を売り上げるまでになった村。自生のゆずの木が見つかり、農協と行政を中心に村全体が一つになって商品を全国へ売り込んでいったという。高度成長の時代背景もあっただろうが、ゆずにかけた勇気、バックアップした周囲の心意気が奏功。いまは村民全員が「村が好き」と、自信と誇りを持っているようだ。
 普段の会話から由良の人も町が好きで、自信と誇りを持っているように感じる。「由良のみかんはおいしいで」「由良の魚はどこにも負けへん」「由良の商品は最高」。しかし農業、漁業、商工業がバラバラという感が否めず、まちおこしへの一体感はないように思う。まちおこし、地域活性化へ頑張っている人はいるが、誰かに何かを押し付け、評価するどころか批判ばかりの人もいる。
 そんななか、ことし春に誕生、秋に登場した、町のPRキャラクター「ゆらの助」。休日だけでなく平日も町内外問わず引っ張りだこの男の子で、いま由良町でもっとも忙しく頑張っている一人だろう。祭りを単なる一回のイベントに終わらせず、一生懸命まちをアピールする彼を「孤軍奮闘」にさせないためにも、今後の団結に期待したい。
        (笑)

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