信じる思いを被災地へ

 「いま僕たちに何ができるだろうか」。5人組の人気グループが生出演したテレビ・バラエティー番組のサブタイトルになっていた。番組中5人は東日本大震災による犠牲者への哀悼の意、被災者への見舞いを示したあと、被災地へエール。震災について語り合っていた。
 東日本大震災の影響でさまざまなスポーツ大会が中止になるなか23日、第83回センバツ高校野球大会が阪神甲子園球場で開幕。被災者や救援に携わる人たちを応援する大会と位置づけられており、「がんばろう日本」がスローガンに掲げられている。開会式は例年に比べて簡素化。入場行進が取りやめになり、当初より試合開始時間を20分程度繰り上げられた。このほか大会では、甲子園での電力消費は東北、東京電力管内の計画停電とは直接関係ないようだが試合間のインターバルを極力短縮してナイターを避けたり、アルプススタンドでの応援自粛でブラスバンドなど鳴り物は禁止。義援金や募金活動も行われる。
 センバツ開催を巡っては議論があり、いまも賛否両論あるだろうが、被災地からの選出校を含めて1校も欠けることなく参加。報道によると、今回の大会期間中、出場全32校の主将から被災地にあてたメッセージが紹介されるそう。被災地に夢や希望を与えて勇気づける、元気づけるといえば言いすぎかもしれないが、閉会式のあと「センバツをやってよかった」と思える大会になればと願う。
 「不謹慎」という言葉をよく聞く。この事態に賭博や八百長は言うまでもなく、ある程度の節度、常識ある行動は当然だと信じたいし、非難するばかりもよくないと思う。冒頭で紹介したテレビ番組であったように「信じる思いをつなげましょう」。一人一人ができることをしよう。       (笑)

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