高校サッカー和歌山大会地元校戦力分析 紀央館

 頑張れ地元イレブン、行くぞ国! 第89回全国高校サッカー選手権大会和歌山大会は、29日から県内5会場で開幕する。昨年と同じ32チームが出場し、年末年始にかけて開かれる全国大会出場切符(優勝)を目指して熱戦を繰り広げる。本紙では、本番を目前に恒例の地元3校の戦力分析をリレーで紹介。初回は紀央館。夏の総体県予選で見せた攻撃力はさらにパワーアップしており、初戦突破へ順調に仕上がっている。
 【攻撃】ボランチ田口を起点に、運動量豊富なMF酒井純が右サイドを駆け上がってチャンスメークし、高い決定力を誇る山本勇、中嶋の両FWが決めるのが得点パターン。左MF田端の突破力も武器で、多彩なサイド攻撃で揺さぶる。中村をはじめとするDF陣の積極的な攻撃参加にも磨きがかかっており、攻撃力に不安はない。
 
 【守備】空中戦が得意な2年生DF山本浩、1年生からレギュラーでコーチングもうまい3年生守護神小山が要で、守備陣を統率している。1年生が多く、当たり弱いのが課題だが、力を入れた1対1の練習で相手にくらいつく粘りが出てきたのが好材料。中盤陣が守備面でも貢献できるかが勝敗のカギを握りそう。
 
 【総合】システムは4―4―2。3人の3年生が攻守の要として若いチームを引っ張る。DF陣のオーバーラップなど攻撃時の瞬発力は県内でもトップレベルで、総体1、2回戦の2試合で17ゴールした得点力は一段とアップしており、課題の守備をカバーしている。先取点を取ってリズムに乗れば、強豪撃破も期待できそう。
 
 【監督談】先取点を取り波に乗れるかがカギ。和歌山東を下し、近大和歌山と対戦したい。
 
 【メンバー】阪上元慶、橋本千佳代(以上部長)、上野山裕(監督)、田口誠(主将2年)、小山正浩、酒井純貴、中嶋夕真(以上3年)、酒井大樹、山本浩平、亀井竜成、永田航太郎、田端秀祥、宮路亮平、山本勇気、石田亮太、塩谷健太(以上2年)、古山千早、大野友暉、中村郁也、藤原辰郎、阪本裕規、岡本悠希(以上1年)

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