映画「ソワレ」 住民らの協賛金も目標達成目前

 

御坊日高を舞台に初めて撮影される映画「ソワレ」を応援している御坊日高映画プロジェクト実行委員会の総会が18日、御坊商工会館で開かれ、地元住民や企業からの協賛金が900万円を超え、目標の1000万円を間もなく達成する見通しであることが報告された。オール御坊日高の撮影を支援し、映画を通じて地域活性化につなげる考えで、地方創生のモデルとしても注目を集めそうだ。

阪本仁志実行委員長は今月17日現在、協賛金が921万1300円集まっており、目標達成目前に来ていることを報告。「映画の内容やキャストが決まっていなかったころから、多くの個人や企業から本当にたくさんの支援をいただきありがとうございます」と感謝し、「素晴らしい作品になるよう、オール御坊日高で協力態勢をつくっていこう」と撮影成功へ団結を呼びかけた。今回がオール和歌山ロケの映画として3作目を手がけることになった和歌山市出身の前田和紀プロデューサーも「地方創生のモデルケースとなってほしい。いまの瞬間の風景が記録として残り、100年後に見た人が『あんな景色だったんだ』と思ってもらえるのが映画の魅力の一つ。一緒にいい映画を作りましょう」と地元と一体となった作品づくりに意欲を見せた。

今後は、7月の撮影開始に向けて、一般、35歳以下、高校生を対象にワークショップを開催。どんな場面にでも対応できるよう、あらかじめ意見を出し合って準備を整えておく。撮影が始まれば炊き出しなども行う。

映画は、海外の映画祭で受賞経験のある外山文治氏が監督。企画・制作は俳優豊原功補さんや歌手で女優の小泉今日子さんらが立ち上げたばかりの新世界合同会社が手がける初の作品とあって、注目度が高い。

主演は、岩松翔太役に若手実力派の村上虹郎、ヒロインの山下タカラ役に注目株の芋生悠。上京して役者を志すも夢を見失いそうになっている翔太。翔太の生まれ育った地の高齢者介護施設で何かを諦めたような目をして働くタカラ。ある事件をきっかけに翔太はタカラの震える手を取り、先の見えない逃避行が始まる。若い男女の切ない恋の物語になるという。

協賛金は引き続き募っている。金額によってエンドロールに名前が載ったり、監督、出演者のサイン入り台本がもらえるなどの特典がある。

写真=主演の村上虹郎㊤と芋生悠(新世界合同会社提供)

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