県内初の女性首長 籔内美浜町長が初登庁

 現新一騎打ちの激しい美浜町長選から約3週間が経った4日、県内初の女性首長となる籔内美和子新町長(56)=浜ノ瀬=が初登庁した。小雨が降るあいにくの天候の中、役場玄関前で町民や職員約100人から祝福を受けた籔内町長は選挙のスローガンに掲げた「強く、優しく、美しい美浜」の実現を笑顔で誓い、幹部に訓示後、報道陣の取材に現行中3までの医療費無料化枠を高3に拡大するなどの公約へすぐに取り組むことをあらためて明らかにした。

 午前8時半に初登庁。職員や町民から花束を受け取り、「皆さまの温かいご支援とたくさんのご支持で、戻って来ることができました。職員とともに皆さんのお声を十分にお聞きし、強く、優しく、美しい美浜を実現していきたい」と、はつらつとあいさつした。

 登庁後はすぐに町長応接室に幹部を集め、訓示。「選挙期間中、町内全域を歩き、住民の皆さまの困りごと、暮らしづらさなど、たくさんのお声を聞いている。財政厳しい折、全てのことを解決することは難しいと思いますが、職員の皆さまと協力し、知恵を絞って進めていきたいと考えている。しっかりとスピード感を持って回答していかねばと考えている」と庁内の一致団結を呼びかけた。新町長としては「職員の皆さまの責任を取ること、また守ることで本当のリーダーになれたらと思う」とリーダーシップの発揮を約束。「まだまだ役場は入りにくい場所という声もある」と話したうえで、「女性として、きめ細かな行政に取り組みたい」として、あいさつの徹底、明るく元気な町民対応なども求めた。最後に「努力は無駄ではない。努力して結果が出ると自信になる。努力せず結果が出るとおごりになる。努力せず結果も出ないと後悔が残る。努力して結果が出ないとしても経験が残る」との言葉を示し、公約実現、住民サービス向上へ一緒に汗を流し、全力投球してくれるようお願いした。

 テレビや新聞の取材には町長室の椅子に座って応対。「気が引き締まる思い」「女性として、この町を盛り上げていきたい」などと質問に答え、すぐに取り組むこととして子どもの医療費無料化枠の拡大を取り上げて「すぐに検討に入り、職員、議会の皆さんと協力して皆さんのお声に応えたい」と意欲をみなぎらせた。

 籔内氏は元役場職員。住民課長などを経て健康推進課長を最後に昨年12月末に退職し、町長選に立候補した。

写真=役場玄関前で花束を受け取り笑顔の籔内町長

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