使い方はどうぞご自由に

 県内各地で古民家カフェがオープン、人気を集めているなか、印南町美里に古民家を改装したレンタルカフェスペース「シェアカフェ気まぐれ」がオープンした。オーナーは千葉県からのIターン移住者で、日替わりのカフェやショップ、イベントなど、利用用途は借り手次第。日高地方ではこれまでなかった営業形態が話題となっている。

 シェアカフェとは、厨房設備や接客用のテーブルなど、飲食店の機能を持つ店舗を一日や時間単位で貸し出す新しい形態で、2005年ごろから都会で増え始め、最近では田辺市や白浜町でも人気となっている。

 同店は、国道425号から目に飛び込んでくるカラフルな壁の平屋建て。小高い丘の上にあり、緑の中にひときわ目立つピンクの旗が掛けられていると「営業中」の合図。古民家を改装した室内は6畳間が2部屋、4・5畳間が1部屋でいずれも和室。キッチンは6畳で、業務用冷蔵庫、オーブン、食器類等を完備。駐車場も6台ほどのスペースがある。初期費用なしで自分の店を持ちたい、料理教室やマッサージ店を開きたいといった商用利用のほか、子どもを遊ばせながらママ友と料理や持ち寄りでランチをしたり、歓送迎会等各種パーティー、展示会、ワークショップなど一日単位でイベントスペースとしても活用できる。

 オーナーの井川かおりさん(67)は美里の広々とした見晴らしと目の前に咲く梅の花が気に入り、店をオープンさせた。「ここを自由に使ってください。近隣に店舗が少ないので、いろいろなお店を開いてもらい、皆さんの集まる場になれば」と地域の活性化を願っている。

 利用時間は午前10時から午後4時まで。料金は一日利用で平日3000円、土日・祝が3500円。共益費一日800円。問い合わせは井川さん℡090―2421―9038。

写真=「自由に使ってください」とオーナーの井川さん

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