リトルシニア野球 紀州由良が関西大会へ

 一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会関西連盟和歌山ブロックの第48回関西連盟春季大会予選は9日、橋本市の南馬場緑地でリーグ戦5日目があり、紀州由良が有田に5―0で快勝。6年ぶりのブロックV、関西大会(4月6日~、大阪シティ信用金庫スタジアム等)の出場を決めた。紀州由良は5試合でわずか失点2、無失策と鉄壁の守備が光り、昨秋の中学生硬式野球・関西№1決定戦「タイガースカップ」で県勢初優勝を飾った貫禄を見せつけた。

 6チームによるリーグ戦。4戦全勝で迎えた紀州由良の最終戦は3勝1敗の有田と対戦したが、序盤から得点を重ね、付け入る隙を与えなかった。

 初回無安打で1点を先制すると、2回は西川の左前適時打と坂尻の中越え適時二塁打で2点を追加。3回には塩路に左越え2点本塁打が飛び出し、リードを5点に広げた。守っては絶対的エース・塩路が先発し、2安打完封。与四死球1、5三振を奪い、序盤の援護を守りきった。

 紀州由良は全5試合、無失策。バントや併殺プレーの連係などでも冬場の練習の成果を存分に発揮し、大黒柱の塩路は4試合23回3分の2を2失点と期待に違わぬ安定感抜群の投球を披露した。昨秋から右サイドに転向した奥地悠が2試合に先発、8回3分の1で失点0。救援の山本が1試合3回無失点とそろって成長した姿を見せ、エースを支えた。

 昨秋の関西大会でベスト4入りして、今月25日に大阪シティ信用金庫スタジアムをメイン会場に開幕する第25回全国選抜大会に3年ぶり8回目の出場を決めており、幸先のいいシーズンスタートを切るとともに大舞台へ弾みをつけた紀州由良。新入部員も12人迎え、チームは活気づいている。原政隆監督は「冬場に練習してきたことを出せたし、タイガースカップ優勝で自信がついたのかピンチでも落ち着いてプレーができていた」とたくましくなったナインをたたえ、「次(全国選抜大会)は日本一へ向けて頑張りたい」と力強く話していた。

 紀州由良のメンバーは次の皆さん。

 川口隆司(会長)、原政隆(監督)、朝間茂教、原啓介、仮谷宗彬、石方雄基(以上コーチ)、塩路柊季、西野啓也、山本侑生、松村祥吾、西川秀汰、坂尻翔聖、前田一平、小竹雅斗、尾藤翔太郎、奥地悠斗、山野大地、伊藤翔基、池本龍、長濵心夢、芝田蒼空、奥地陸斗、花田悠月、室涼雅、畑中捷吾、岡川翔建、谷口由磨、川口晴久、堀端朔、笹唯太、松山晃大

 和歌山ブロックの関西大会出場枠は2つで、第2代表選出は16日にみなべ町の千里ヶ丘球場で行われる決定戦に持ち越された。9日のリーグ戦5日目、南部が和歌山を4―0で下し、有田が敗れたことで、南部、和歌山、有田の3チームが3勝2敗で並んだため。16日はこの3チームによるリーグ戦で第2代表を決定する。

写真=優勝旗とカップを手に紀州由良メンバー

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