無用なクラクションに注意

 昨年、交通事故で死亡した人のうち、約半数が歩行中や自転車に乗っていたと、ニュースで流れていた。警察庁のまとめによると、歩行中に亡くなった人のうち約6割が横断違反や信号無視、自転車乗用中に亡くなった人のうち約4分の3が安全を確認せず交差点に進入したり、前後左右の安全確認を怠ったりする法令違反があったという。車側の注意だけでは防ぎようのない事故もありそうで、歩行者や自転車に乗る人の規範、安全意識の高揚も求められている。

 自転車といえば、危険な走行を注意された男が、ドライバーをボコボコに殴打する事件が大阪であり、話題になった。ドライブレコーダーの映像では、自転車の男が車の前に走り込み、ドライバーがクラクションを鳴らして注意すると、いきなり自転車を車にたたきつけ、その後、追いかけてきたドライバーに男は怒鳴りながら路上でパンチや蹴り。この様子を通りがかった人が撮影していた。

 この問題についてテレビでクラクションでの注意も法令違反になる可能性があると指摘されていた。クラクションは鳴らさなければならない場所と、危険を防止するためやむを得ないとき以外は鳴らしてはいけないというのが道路交通法上のルール。威嚇のような使い方はもちろん、呼びかけやお礼の代わりに使用するのは原則的に違反になる。

 日常生活でも急に語気を強められたり、怒鳴られたりするとビックリする。萎縮したり思いがけず逆ギレしたりしてしまう人もいるかもしれない。クラクションも同じように相手が逆上し、あおり運転に発展する危険があり、無用なトラブルを避ける意味でも使用は慎重に。歩行者も自転車もドライバーも心に余裕を持って穏やかに道に出よう。(笑)

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