気付きと改善でいい仕事

 消防団員をサポートしようと、日高町が新年度から新しく、「消防団応援の店」の制度を導入する、と先輩記者の記事があった。日高地方では初めてだそう。さて、その「初めて」。ほかの市町はどうするのか。このケースでは、もちろんタダではないし、それぞれのまちの実情にもよるが、団員のなり手不足があるのなら、検討してもいいと思う。初めてだろうが、二番煎じだろうが、関係ない。

 先日、日高広域消防の署内研究発表会が開かれた。4組の隊員たちが日ごろ使っている資機材の改良、開発を行い、より使いやすい便利なものを発表。それぞれ「軽量型ホースブリッジ」「ディスクストレーナー用ネット」「バックボード用固定ベルトを活用した上肢固定クリップ」「ストレッチャーのブレーキシステム」という作品を披露した。業務上の課題に着目し、改善される効果をプレゼンテーション。消防の職員ではないが、いずれもいいものばかりだと、感心した。

 消防の作品は、新しい改良や開発を行うもので、二番煎じはダメなのだが、業務の質向上につながる取り組みとして、実にいい。以前、先輩の発案で会社の植木への「散水システム」を手作り。ホースを延ばして水をやっていたが、蛇口をひねるだけで水やりができるようになり、会社全体として生産性が上がっているといえる。

 このほか、全社員ではないが、連絡用に無料通信アプリのLINEが使われるようになり、便利である。「ぼーっと仕事だけしててはいけない」と言われるが、その通り。日ごろから問題意識を高く持ち、気付き、働きやすい環境に改善していくことが、いい仕事につながるのだと思う。(笑)

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